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お金が選ぶ人、選ばれる人 – あなたはどっちですか?

みなさまこんにちは、いちまるです(*’▽’)
あなたはお金に対してどんな態度をとっていますか?
「お金がない」「人生がうまくいかない」と嘆いているなら、まずは自分とお金の関係性を見直してみませんか?

実は、お金を雑に扱ったり、ネガティブなものと捉えたりしていることが、あなたの財布を薄くしているかもしれません。最新の調査によると、お金に対してポジティブな感情を持つ方は、そうでない方に比べて平均して23%多く貯蓄していることがわかっています!!
今回は、そんなお金のことについてわかりやすくまとめてみました♪

 

お金は人を選んでいる?

英国の長者番付でベッカム夫妻より上位に位置する韓国出身の起業家・ケリー・チェ氏は、チャンネル登録者数53万人を誇るインフルエンサーでもあります。彼女の著書『富者の思考 お金が人を選んでいる』(韓国で112刷のベストセラー)では、お金に接する態度が人生を決定づけると明言しています!

実際に世界の富豪研究では、彼らの88%が「お金との関係を意識的に構築している」と回答しています。これは偶然ではありません!意識的にお金との関係を良好に保つ人ほど、金銭的成功を収めているのです。

 

恋人に接するようにお金を愛する

ドイツの資産管理専門家イヴォンネ・ゼンは『お金の感情』という著書で興味深い視点を提示しています。億万長者からアルバイトまで数万人の財政状況と人生の問題を解決してきた彼女が導き出した結論は、「お金に接する態度が人生を決定づける」というものです。

彼女によれば「富はお金をいちばん尊いものと考える人に流れる」のだそうです。お金を一人の人間に見立て、恋人に接するように愛することが大切だというのです。まるでパートナーシップのようなお金との関係性が、豊かさを引き寄せるカギなのです。

例えば…

  • 収入の10%を投資すると決めたら、必ずその約束を守る(お金への信義を貫く)
  • 特定の消費に楽しさを感じられないなら、すぐにその行動をやめる(お金との良好な感情を維持する)
  • お金の流れを定期的に確認し、感謝の気持ちを表す(資産状況のチェックと感謝の実践)
  • お金に対してネガティブな言葉を使わない(「足りない」ではなく「これから増やす」という姿勢)

ハーバードビジネススクールの研究では、お金に感謝の気持ちを表現する習慣を持つ人は、5年後の資産形成率が平均34%高いという結果も出ています。これはケリー・チェ氏が提唱する「ウェルシンキング」とも一致します。

お金の立場から考えてみましょう。
あなたが選ぶなら、自分をタダで得ようとする方と、誠実に向き合ってくれる方、どちらを選びますか?
お金を単なる道具として扱う方と、大切なパートナーとして尊重する方、どちらに向かうでしょうか?

答えは明らかではないでしょうか?

 

実は、人がお金を選ぶのではなく、お金が人を選んでいる

多くの人は「自分がお金を選ぶ」と思っていますが、実は逆なのです!
お金があなたを選ぶかどうかは、あなたのお金への接し方次第。お金を単なる生存ツールとしか見ていなかったり、無分別に消費したり、感情任せに罵ったりしていたら、お金はあなたを選ぶでしょうか?

全米金融教育協会の調査によると、お金に対してネガティブな感情を持つ人の67%が「常に金銭的ストレスを感じている」と回答しています。
一方、お金との良好な関係を築いていると答えた方の78%が「経済的に安定している」と感じているのです。

ココ・シャネルはこう言いました。「世の中にはお金がある人と富者がいる」

この言葉の意味を考えてみましょう。
単にお金を持っているだけの方と、お金と良好な関係を築いている「富者」は違うのです。前者はいつお金が逃げていくかわからない不安定な状態ですが、後者はお金に選ばれ続ける存在なのです。

 

富者になるための本当の目的とは

「ウェルシンキング」を実践するにあたって大切なのは、単にお金を持つことだけを目的にしないこと。究極の目的は「持続的に成長する幸福な富者になること」です。なぜ富者になりたいのか、自分に問いかけてみましょう。

プリンストン大学の研究では、年収が約750万円を超えると、それ以上の収入増加による幸福度の上昇は緩やかになることがわかっています。これは、単純にお金の量だけでは幸福は得られないという証拠です。

1000人以上の自力で成功した富者を研究して分かったことは、成長が止まれば幸福ではなくなるということ。つまり、お金があっても成長がなければ、真の幸せは得られないのです。心理学者アブラハム・マズローの自己実現理論でも、物質的充足の先にある「成長」と「貢献」が人間の最高レベルの幸福をもたらすとされています。

お金と成長、そして善行の影響力をもって貢献することで、長期的な幸福を維持できるのです。実際、フォーブス誌の調査によると、長期的に成功している富裕層の91%が定期的に社会貢献活動に参加しているという結果も出ています。

 

富者に必ず備わる強靭なメンタル

富の習慣を身につけるには、強靭なメンタルが不可欠です。
「ガラスのメンタル」だと自称する方も多いですが、メンタルは生まれつきのものではありません。人生のミッションを一つずつ解決しながら強化していくものなのです。

スタンフォード大学の研究によると、メンタルの強さとマインドセットは後天的に獲得できるものであり、「成長マインドセット」を持つ方は障害を乗り越える能力が著しく高いことが証明されています。

ケリー・チェ氏自身も、子供時代の貧困や難読症による学習障害、事業の失敗など、辛い時期を乗り越えてきました。彼女は辛い時期にメンタルトレーニングを実践し、現在では過去の苦しみを感情として思い出すこともできないと言います。

このような逆境を乗り越えた経験は珍しくありません。実際、世界の億万長者の約76%が人生で少なくとも一度は大きな失敗や挫折を経験しているというデータもあります。違いを生み出すのは、その失敗からどのように立ち直るかという「回復力」なのです。

 

富者は切り替えが早い

メンタルが強い人は回復が早いという特徴があります。コントロールできることに集中し、コントロールできないことは果敢に手放すのです。ハーバード大学の研究でも、ストレス耐性の高い人は「選択的注目」が得意であることが証明されています。つまり、時間とエネルギーを投入すべき対象を選ぶ能力が高いのです。

私たちが変えられないものは下記でしょうか。

  • 法的問題や社会問題
  • 自然災害や不景気
  • 親から受け継いだもの
  • 生まれた環境

これらは不可抗力です。大切なのは、現在の自分と環境を改善することに集中すること。自分が望む人生に一歩ずつ前進するパワーこそが、真のコントロール力なのです。

実際、成功者の85%は週に少なくとも一度、「コントロールできること」と「コントロールできないこと」を区別する時間を設けているというデータもあります。これにより、無駄なストレスを減らし、効率的に問題解決に取り組むことができるのです。

20代からは自分の人生に責任を持ち、目的地に向かって前進する精神を養うことが大切です。ガラスのメンタルを克服し、自分の決断を信じて進むこと—それはあらゆるネガティブなことから解放される第一歩です。

 

まとめ

お金との関係は一方通行ではありません。恋人や友人との関係と同じように、相互の信頼と尊重が必要なのです。お金に選ばれる人になるためには…

  1. お金を尊重する姿勢を持つ
    お金をネガティブに捉えず、価値あるパートナーとして敬意を払いましょう。研究によると、お金に対してポジティブな言葉を使う人は資産形成に成功する確率が42%高いとされています。
  2. 約束を守る
    貯蓄や投資の計画を立てたら必ず実行する。自己規律は富を築く最も重要な要素の一つです。毎月コツコツと投資を続けることで、複利の力を最大限に活用できます。
  3. メンタルを鍛える
    困難に直面しても回復力を発揮できるよう、日々メンタルを強化しましょう。マインドフルネスや瞑想を実践する富裕層は58%にも上ります。
  4. 成長し続ける
    お金だけでなく、自己成長も大切にする。新しいスキルの習得や知識の更新に投資している人は、5年後の年収が平均31%高くなるというデータもあります。
  5. 貢献する意識を持つ
    自分の富を社会に還元する意識を持ちましょう。実際、定期的に寄付や社会貢献をしている人の71%が「より充実した人生を送っている」と感じています。

お金に選ばれる人になるためには、まずお金との関係を見つめ直すことから始めましょう。それは単なる紙幣やコインの集まりではなく、あなたとの関係を求めるパートナーなのです。

お金があなたを選ぶようになったとき、人生はより豊かで自由なものになるでしょう。今日から、お金との新しい関係を築いてみませんか?