ライフプラン

20代でしたほうがよいことは?ライフプランをより豊かにする7つのメソッド!

みなさまこんにちは、いちまるです(*’▽’)
20代は人生の土台を築く最も重要な時期の一つです。
社会人としてのキャリアをスタートさせ、将来の方向性を見極め、30代・40代と続く長い人生を見据えた準備をする貴重な10年間といえますよね~

今回は、20代のうちに取り組んでおくべき7つのメソッドをご紹介します!
これらを実践することで、より充実した人生を送るための基盤を築くことができるはず!?

 

【メソッド1】貯蓄習慣を身につける

なぜ20代から貯蓄が重要なのか

社会人になって初めて安定した収入を得るようになると、つい気が大きくなって支出が増えがちです。しかし、少額からでも20代のうちに貯蓄習慣を身につけることは極めて重要です!!

20代から貯蓄を始めることで得られる最大のメリットは「時間」です。
同じ金額を貯めるにしても、早く始めるほど毎月の負担は軽くなります
また、後述する投資と組み合わせることで、複利効果を最大限に活用できます。

年代別貯蓄目標の目安

年代 年収に対する貯蓄率 月収25万円の場合の月間貯蓄額 年間貯蓄額
20代前半 10-15% 2.5万円~3.75万円 30万円~45万円
20代後半 15-20% 3.75万円~5万円 45万円~60万円
30代 20-25% 5万円~6.25万円 60万円~75万円

具体的な取り組み方法

Step1:現状把握

まずは3か月間、家計簿をつけて自分の支出パターンを把握しましょう。
スマートフォンの家計簿アプリを活用すると継続しやすくなりますよ😊

Step2:目標設定

手取り収入の10~20%を貯蓄目標に設定します。
最初は10%から始めて、慣れてきたら段階的に比率を上げていきましょう!

Step3:仕組み化

  • 先取り貯蓄の実践給料が入ったらまず貯蓄分を別口座に移す
  • 自動積立の活用銀行の自動積立サービスを利用して強制的に貯める仕組みを作る
  • 使い分け口座の開設生活費口座と貯蓄口座を明確に分ける

貯蓄の種類と使い分け

貯蓄の種類 目的 目安期間 おすすめ商品
生活防衛資金 突発的な出費に備える 生活費の3-6か月分 普通預金、定期預金
目的別貯蓄 車購入、結婚資金など 1-5年 定期預金、積立定期
老後資金 将来の生活資金 30-40年 つみたてNISA、企業型DC

残念ながら、貯蓄は一朝一夕では身につかない習慣です。
しかし20代で培った貯蓄習慣は、かならず生涯にわたってあなたの資産形成を支える基盤となります!
「貯蓄は収入から支出を引いた残り」ではなく、「支出は収入から貯蓄を引いた残り」という考え方に転換することが成功の鍵🗝

 

【メソッド2】投資の基礎を学び、実践する

投資を始める最適なタイミング

20代は投資を始める絶好のタイミングといってもよいかもしれません。
当たり前なのかもしれませんが、時間を味方につけた長期投資により、複利効果を最大限に活用できるからです。

例えば、25歳から毎月3万円ずつ投資を始めて年利5%で運用できた場合、65歳時点で約4,600万円の資産になります。一方、35歳から同じ条件で始めた場合は約2,500万円となり、10年の差が2,100万円もの大きな差を生むのです。

複利効果のシミュレーション(年利5%、月3万円投資の場合)

開始年齢 投資期間 投資元本 最終資産額 運用益
25歳 40年 1,440万円 約4,600万円 約3,160万円
30歳 35年 1,260万円 約3,500万円 約2,240万円
35歳 30年 1,080万円 約2,500万円 約1,420万円

はじめの一歩:つみたてNISAの活用

つみたてNISAの基本情報

項目 内容
年間投資上限額 40万円(月約3.3万円)
非課税期間 20年間
対象商品 金融庁が選定した投資信託・ETF
最低投資額 証券会社によって異なる(100円~)


おすすめのスタートプラン

  1. 初心者プラン(月1万円):全世界株式インデックスファンド
  2. 標準プラン(月2万円):先進国株式50% + 新興国株式50%
  3. 積極プラン(月3万円):全世界株式70% + 全世界債券30%

投資商品の特徴比較

商品タイプ リスク度 期待リターン 流動性 初心者向け度
インデックスファンド 年3-7% ★★★★★
アクティブファンド 中-高 年5-10% ★★★☆☆
個別株投資 年-20%~+30% ★★☆☆☆
債券ファンド 年1-3% ★★★★☆

リスク管理の重要性

投資にはリスクが伴いますが、以下のポイントを押さえることで適切にリスクをコントロールできます!

分散投資の実践

  • 地域分散:日本、先進国、新興国に分散
  • 時間分散:毎月定額投資(ドルコスト平均法)
  • 資産分散:株式、債券、REITなど異なる資産クラスに分散

長期投資の重要性

短期的な市場の変動に惑わされず、少なくとも10年以上の長期視点で投資を継続することが成功の鍵です。
過去のデータを見ると、15年以上の投資期間があれば、世界株式への投資でマイナスになった期間はほとんどありません!!

適切な知識とリスク管理により、投資は長期的な資産形成の強力な手段となります。
まずは少額から始めて、徐々に投資額を増やしていくことをオススメします♪

 

【メソッド3】キャリアプランを描く

自分の将来像を明確にする

20代は自分がどのような人生を歩みたいかを真剣に考える時期です。以下の点について考えてみましょう。

  • どのような職業で活躍したいか
  • どの程度の収入を目指すか
  • ワークライフバランスをどう取るか
  • 専門性を高める分野は何か

スキルアップへの投資

  • 資格取得:業務に直結する資格の取得
  • 研修・セミナー参加:最新の知識やスキルの習得
  • 語学力向上:グローバル化に対応するための英語力
  • 人脈形成:同業者や異業種との交流

キャリアへの投資は、将来の収入増加につながる最も確実な方法の一つです。

 

【メソッド4】健康管理を徹底する

健康は最大の資産

健康を害してしまうと、どれだけ資産を築いても意味がありません。20代から健康習慣を身につけることは、将来の医療費削減にもつながります。

実践すべき健康管理

  • 定期健康診断の受診:会社の健康診断は必ず受診
  • 運動習慣の確立:週2~3回の有酸素運動
  • 食生活の改善:バランスの取れた食事を心がける
  • 十分な睡眠:質の良い睡眠時間の確保
  • ストレス管理:適切な息抜きとリラックス方法を見つける

 

【メソッド5】人間関係を大切にする

人脈は財産

20代で築いた人間関係は、その後のキャリアや人生において大きな財産となります。

良好な人間関係を築くポイント

  • 職場での協調性:チームワークを大切にする
  • プライベートの充実:友人関係を維持・発展させる
  • メンター探し:人生の先輩からアドバイスをもらう
  • コミュニケーション力向上:相手の立場に立って考える習慣

ネットワーキングの活用

業界のイベントや勉強会に積極的に参加し、多様な人々との出会いを大切にしましょう。

 

【メソッド6】保険で将来のリスクに備える

必要最小限の保険加入

20代は一般的に健康で、扶養家族もいないことが多いため、過度な保険は不要です。
しかし、最低限のリスクヘッジは必要です。重要なのは「必要な保障を、適正な保険料で」確保することです!

20代に必要な保険一覧

保険種類 必要度 月額保険料目安 保障内容 注意点
医療保険 ★★★★☆ 2,000-4,000円 入院・手術費用 公的医療保険を考慮して選択
がん保険 ★★★☆☆ 1,500-3,000円 がん治療費 家族歴を考慮して判断
生命保険(独身) ★☆☆☆☆ 1,000-2,000円 死亡時の整理費用 扶養家族がいない場合は少額でOK
生命保険(既婚) ★★★★★ 3,000-8,000円 家族の生活費 必要保障額の計算が重要
個人賠償責任保険 ★★★★★ 200-500円 日常生活の事故 自動車保険の特約で安く加入可能
所得補償保険 ★★★☆☆ 2,000-5,000円 働けない場合の収入保障 公的制度(傷病手当金等)を確認

社会保険制度の理解

民間保険に加入する前に、まず公的制度でどこまでカバーされるかを理解することが重要です。

高額療養費制度の自己負担限度額(年収約370万円の場合)

医療費 自己負担額
10万円 30,000円
50万円 87,430円
100万円 87,430円
300万円 87,430円

この制度により、どれだけ高額な医療費がかかっても、月額約8.7万円が上限となります(年収により異なる)。

傷病手当金制度

  • 支給期間:最大1年6か月
  • 支給額:標準報酬月額の3分の2
  • 例:月収30万円の場合、約20万円/月が支給

保険選びのポイント

1. ライフステージ別の見直し

  • 独身時代:最小限の保障
  • 結婚時:配偶者の保障を追加
  • 出産時:教育費も含めた生命保険の見直し
  • 住宅購入時:団体信用生命保険を考慮した調整

 

2. 保険料の家計に占める割合

一般的に手取り収入の5-10%以内に収めることが推奨されています。

手取り収入 適正保険料(月額)
20万円 1万円~2万円
25万円 1.25万円~2.5万円
30万円 1.5万円~3万円

 

3. 定期的な見直し

保険は「入ったら終わり」ではありません。ライフステージの変化に合わせて、年1回は見直しを行いましょう。

保険は万が一のリスクに備える重要な手段ですが、過度な加入は家計を圧迫し、かえって資産形成の妨げになります。
公的制度を理解した上で、必要最小限の保障を適正な保険料で確保することが、賢い保険選びのポイントです。

 

【メソッド7】継続的な学習習慣を身につける

生涯学習の重要性

現代社会では、技術の進歩や社会の変化が激しく、継続的な学習なしには取り残されてしまいます。

効果的な学習方法

  • 読書習慣:月2~3冊の書籍を読む
  • オンライン学習:UdemyやCourseraなどの活用
  • 業界動向の把握:専門誌やニュースの定期的なチェック
  • セミナー・勉強会参加:最新情報と人脈の同時取得
  • 資格取得:体系的な知識の習得

学習への投資効果

自己投資は最も確実にリターンが期待できる投資です。
学習にかけた時間とお金は、必ず将来の収入増加として返ってくるはず!

 

まとめ

20代で取り組むべき7つのメソッドは、すべて将来の安定した生活と豊かな人生を実現するための基盤づくりです。

重要なポイント

  1. 早期開始の効果:どのメソッドも早く始めるほど効果が高い
  2. 継続的な取り組み:短期間ではなく、継続的な実践が重要
  3. バランス:すべてのメソッドをバランスよく実践する
  4. 長期視点:目先の利益より、長期的な視点で判断する

今すぐできること

20代の皆さんが今日から始められる具体的なアクションプランをご紹介します。

今週中に実行すべき項目

項目 所要時間 難易度 効果度
家計簿アプリのダウンロード・設定 30分 ★☆☆ ★★★★☆
つみたてNISA口座の開設申込 1時間 ★★☆ ★★★★★
健康診断の予約(未受診の場合) 15分 ★☆☆ ★★★★☆
キャリアプランの紙への書き出し 1時間 ★★☆ ★★★☆☆

1か月以内に取り組むべき項目

項目 目標 具体的なアクション
貯蓄習慣の確立 手取りの10%を先取り貯蓄 給与口座から自動振替設定
投資の開始 つみたてNISAで月1-3万円投資 インデックスファンドを選択して積立設定
読書習慣の開始 月2冊の読書 資産形成・キャリア関連書籍を中心に選書
保険の見直し 現在の保障内容の把握 保険証券の整理と必要保障額の計算

3か月以内の中期目標

  • 生活防衛資金として生活費3か月分の貯蓄達成
  • 投資に関する基礎知識の習得(書籍3冊以上読破)
  • 健康診断結果に基づく生活習慣の改善計画策定
  • 転職・昇進に向けたスキルアップ計画の立案

1年後の長期目標設定

カテゴリ 目標値 評価方法
資産額 年収の30%以上 貯蓄+投資残高で評価
投資知識 基本的なポートフォリオ理論の理解 関連資格取得または模擬試験合格
健康状態 健康診断オールA判定 年1回の健康診断結果で評価
キャリア 年収10%以上アップまたは昇格 人事評価・転職成功で評価

20代のみなさま、これらのメソッドを参考に、充実した人生を築いていってください。
小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな差となって現れることでしょう。