みなさまこんにちは、いちまるです(*’▽’)
投資を始めたいけど、「投資信託って種類が多すぎて何を選べばいいか分からない…」という相談をよく受けます。
確かに、証券会社のサイトを見ると何千本もの投資信託があって、どれが自分に合っているのか迷ってしまいますよね。
今回は、初心者の方にも分かりやすい投資信託の選び方をデータを使ってわかりやすくまとめてみました♪
そもそも投資信託って何?2つのタイプを知ろう
投資信託は大きく分けて2つのタイプがあります。
インデックス型(指数連動型)
市場全体の動きに合わせて運用するタイプです。「日経平均」や「S&P500」といった株価指数と同じ動きを目指します。
特徴
- 手数料が安い
- 値動きが分かりやすい
- 市場平均のリターンが得られる
アクティブ型(積極運用型)
プロのファンドマネージャーが銘柄を厳選して、市場平均を上回る成績を目指すタイプです。
特徴
- 手数料が高い
- 市場平均を上回る可能性がある
- プロの腕次第で成績が変わる
「プロが選んでくれるなら、アクティブ型の方が良いんじゃない?」
そう思いますよね。
でも、実はここに大きな落とし穴があるんです。。。
データが証明!長期投資ではインデックス型が有利な理由
過去のデータを見ると、運用期間が長くなるほどインデックス型がアクティブ型を上回ることが多いという結果が出ています。
なぜでしょうか?
コストの差が積み重なる恐ろしさ
答えはコストにあります。
投資信託を保有している間、ずっと支払い続けるのが「信託報酬(運用管理費用)」です。これは資産の運用や管理を任せるための費用で、保有額に対して年率○%という形で毎日少しずつ差し引かれます。
一般的な信託報酬の目安
- インデックス型:年0.1%〜0.5%
- アクティブ型:年1.0%〜2.0%
「たった1%の差でしょ?」と思うかもしれませんが、これが長期になると大きな差になります。
具体例で計算してみましょう!
100万円を20年間、年5%で運用した場合
- 信託報酬0.2%(インデックス型)→ 約258万円
- 信託報酬1.2%(アクティブ型)→ 約226万円
その差、約32万円!
最初は気にならない小さな差が、時間とともにボディブローのように効いてくるんです。
【実データ公開】過去6年の成績を比較してみた
実際のデータを見てみましょう。
2019年1月から2025年9月までの約6年半、代表的な3つのインデックスファンド(eMAXIS Slimシリーズ)の値動きはこうなっています!!
基準価額の推移(2019年1月4日を100とした場合)
| 期間 | 全世界株式 | 先進国株式 | 米国株式(S&P500) |
|---|---|---|---|
| 開始時 | 100 | 100 | 100 |
| 2025年9月 | 約180 | 約190 | 約200以上 |
※この間、2020年のコロナショックや2024年の一時的な下落もありましたが、全体としては右肩上がりで成長しています。
データから見える3つのポイント
- 米国株式が最もリターンが高かった
- S&P500連動型が6年半で約2倍に
- 先進国株式も健闘
- 日本を除く先進国株式も約1.9倍に
- 全世界株式はバランス型
- 世界中に分散投資して約1.8倍に
でも、ここで考えてほしいことがあります。
「今後も米国が一番伸びる」と断言できますか?
正直、誰にも分かりません。
10年後、20年後にどの国が経済成長のトップランナーになっているかは予測困難です。
だからこそ、多くの投資家が選んでいるのが全世界株式なんですね。
全世界株式って何?2つの代表的な指数
世界全体の株式に投資できる代表的な株価指数が2つあります。
1. MSCI オールカントリー・ワールド・インデックス(ACWI)
通称「オルカン」と呼ばれています。
基本データ(2025年8月末時点)
- 対象国:47カ国
- 採用銘柄:2,509銘柄
- 対象:大型株・中型株
- カバー率:世界の株式時価総額の約85%
2. FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス
基本データ(2025年8月末時点)
- 対象国:48カ国
- 採用銘柄:9,992銘柄
- 対象:大型株・中型株・小型株
- カバー率:世界の株式をより広くカバー
どちらも投資先の国別構成では米国が60%超を占めています。
つまり、「全世界株式」といっても、実質的には米国株式の比重が高いんです。
これは世界経済における米国の影響力の大きさを反映しています。
新NISAのデータが示す「インデックス優勢」
2024年から始まった新NISAの「つみたて投資枠」では、金融庁が長期投資に適した投資信託を厳選しています。
対象商品の内訳(2025年9月1日時点)
- インデックス投資信託:276本(約80%)
- アクティブ投資信託:59本(約17%)
- ETF:8本(約2%)
- 合計:343本
なんと、対象商品の約8割がインデックスファンドなんです。
これは金融庁の「長期・積立・分散投資に関するワーキング・グループ」の議論で、
「インデックス投信は値動きのわかりやすさやコストの低さといったメリットが、投資初心者の利用に適している」
と結論付けられたからです。
さらに、信託報酬も一定率以下の低コストファンドだけが選ばれています。
つまり、新NISAの対象商品から選べば、初心者でも「ハズレ」を引く可能性が低いということです。
実践!インデックスファンドの選び方3ステップ
ステップ1:投資先を決める
まず、どの市場に投資するか決めましょう。
〇 日本株式なら
- 日経平均株価(225銘柄の株価平均)
- TOPIX(東証上場1,680銘柄、時価総額加重)
〇 米国株式なら
- S&P500(米国を代表する500社)
- ダウ平均株価(米国の主要30社)
🌏 先進国株式なら
- MSCIコクサイ・インデックス(日本除く先進国)
🌍 全世界株式なら
- MSCI ACWI(オルカン)
- FTSE グローバル・オールキャップ
初心者におすすめは?
→ 迷ったら「全世界株式(オルカン)」がおすすめといってもよいでしょう。世界経済全体の成長に乗れます。
ステップ2:信託報酬で比較する
同じ指数に連動するファンドは、複数の運用会社から販売されています。
選ぶポイント:信託報酬が安いものを選ぶ!
例えば、S&P500連動型の信託報酬を比較すると…
- A社:年0.09%
- B社:年0.10%
- C社:年0.15%
同じ指数なら値動きはほぼ同じなので、コストが低い方が確実に有利です。
年0.06%の差でも、30年の長期投資では大きな差になります。
ステップ3:純資産総額を確認する
信託報酬が同じくらいなら、次は「純資産総額」をチェックしましょう。
純資産総額が大きいファンドのメリット
- 資金の流出入による影響が少ない
- 運用が安定しやすい
- 繰上償還(運用終了)のリスクが低い
目安: 純資産総額が100億円以上、できれば1,000億円以上あると安心です。
日本株投資なら知っておきたい「日経平均 vs TOPIX」
日本株式に投資する場合、2つの代表的な指数があります。
日経平均株価
- 採用銘柄:225銘柄
- 算出方法:株価平均型
- 特徴:ニュースでよく聞く、分かりやすい
- 注意点:値がさ株(株価が高い銘柄)の影響を受けやすい
TOPIX(東証株価指数)
- 採用銘柄:1,680銘柄(2025年8月末)
- 算出方法:時価総額加重型
- 特徴:日本市場全体の動きを反映
- 注意点:2026年10月から「第2段階の見直し」が実施予定
日本株全体に幅広く投資したいなら、TOPIXの方がおすすめです。
人気ランキングTOP3のファンドは?
2025年9月時点で、純資産総額が大きい(=多くの方が選んでいる)インデックスファンドのTOP3は…
1位:米国株式(S&P500)連動型
- 過去の高いリターンが人気
2位:全世界株式連動型
- 分散効果とバランスの良さが魅力
3位:先進国株式(MSCIコクサイ)連動型
- 日本を除く先進国に投資
この3つで、インデックスファンドの資金流入の大部分を占めています。
よくある質問
Q: 結局、全世界株式と米国株式、どっちがいいの?
A: 「どちらが絶対に良い」という答えはありません。米国の成長を信じるならS&P500、リスク分散を重視するなら全世界株式です。迷ったら全世界株式から始めるのがおすすめです。
Q: 日本株式には投資しなくていいの?
A: 全世界株式には日本株も含まれていますが、比率は5〜10%程度です。日本株を増やしたければ、別途日本株のインデックスファンドを追加するのも一つの方法です。
Q: いくらから始めればいい?
A: 新NISAなら月100円から可能です。まずは月5,000円〜10,000円程度から始めて、慣れてきたら徐々に増やしていくのがおすすめです。
まとめ
初心者の方にも分かりやすい投資信託の選び方をデータを使ってまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
長くなりましたが、データを基に整理するとこうなります。
自分に合った資産運用を考えて、アクションしていくことが大切です!
インデックス型を選ぶ理由
- 長期運用ではアクティブ型より有利なデータあり
- 信託報酬の差が長期で大きな差を生む
- 新NISAでも約8割がインデックス型
おすすめの投資先
- 初心者:全世界株式(オルカン)
- 米国の成長に賭ける:S&P500
- リスク分散重視:先進国株式
ファンド選びの3つのチェックポイント
- 信託報酬が安いか(最重要)
- 純資産総額が大きいか
- 新NISA対象商品か
実際の数字
- 6年半で約1.8〜2倍に成長(過去実績)
- 信託報酬1%の差で20年後に数十万円の差
- 世界株式の60%超は米国株
投資は「完璧な答え」を探すよりも、「まず始めること」が大切です。
新NISAの「つみたて投資枠」なら月100円から始められます。少額から始めて、投資に慣れていきましょう!
